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北陸エリアの大学研究から「大学発ベンチャー創出」へ。首都圏の大手企業出身など32名が集結。TeSH×スタクラ、研究者・経営候補人材のマッチングイベントを開催

北陸エリアの大学研究から「大学発ベンチャー創出」へ。首都圏の大手企業出身など32名が集結。TeSH×スタクラ、研究者・経営候補人材のマッチングイベントを開催

株式会社スタートアップクラス(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤岡清高、以下スタクラ)は、北陸の大学発スタートアップ創出プラットフォーム「Tech Startup HOKURIKU(TeSH)」の経営人材マッチング支援業務の一環として、2026年10月26日、東京・神田で研究者と経営人材候補の対面マッチングイベントを開催しました。2年目の今回は北陸4大学の研究者5名が登壇し、選考を経た経営人材候補32名(昨年の約1.7倍)が参加。起業志向をもつビジネスパーソンからの注目度が高まる中、起業に向けて、事業の成長性と同じくらい、共に挑む研究者の「人柄」を重視する声が上がりました。
■ 地方大学にあるのは技術、それを実装するのに足りないのは「経営ができる人」国は大学発スタートアップの創出を後押ししていますが、特に地方大学では、技術を事業に変える経営人材が見つからず、研究成果が社会に届きにくいという課題があります。【任意:国の目標や統計を1つ。出典つき】TeSHとスタクラは昨年から、首都圏を中心とする経営人材と北陸の研究者を引き合わせる取り組みを続けています。
■ 212名が関心を寄せ、選考を経た32名が参加今回のイベントに向けて8月にオンライン事前説明会を開き、212名が申し込みました。対面イベントには50名以上が申し込み、スタクラが全員と個別に面談したうえで、研究テーマとの適合性や事業化への意欲を確認し、32名が参加しました。

【参加者概要】
大手企業での勤務経験:約7割(総合商社、化学・素材、自動車、精密機器、食品、金融など)

新規事業の立ち上げ・事業開発の実務経験:9割超

スタートアップの経営・勤務、または起業の経験:約半数

大学発スタートアップの経営や事業化支援の経験:約3分の1(役員経験者を含む)

理工系・医療系の学位、または研究開発職の経験:約4割

年代:30代から60代まで。平均年齢中央値は48歳で、50代以上が4割強

居住地:首都圏が9割。北陸在住者はいない一方、北陸の出身者や北陸と仕事上の縁がある人が15%

満席となった会場(東京・神田)研究者席(左)と、ピッチに耳を傾ける参加者■ 「支援者ではなく当事者として」参加者は何を考えて応募したのか事前面談では、参加者の多くが、「これまでの経験を、どの技術の事業化に生かせるか」という視点で、条件のよい転職先を探すのではなく、自ら「大学発スタートアップを作る」という道を選び取ろうとしていることが見えてきました。
コンサルや外部CFOとしてスタートアップを支えてきた人が、「最後の意思決定に踏み込めないもどかしさ」から、経営の当事者になることを望んでいる

早期退職制度を活用し、新しい挑戦を目指す50〜60代が、大企業で培った量産・薬事・海外交渉などの経験を、大学の技術を世に出す仕事に生かそうとしている

参加者からは、事前面談で次のような声が聞かれました。
「優れた技術が、顧客の稟議に載る数字に翻訳されないまま止まっている。その翻訳と最初の顧客獲得を担いたい」(30代・投資関係出身)

「30年以上勤めて、次の道はあるのかと思っていた。経験を生かして大学発スタートアップをつくるキャリアがあると知った」(60代・化学業界出身)

■ 当日の様子:対面で“相性”を確かめる当日は研究者5名がそれぞれの技術と、事業化に向けて求める人材像をピッチ。その後、グループセッションとに分かれて、市場や用途の仮説、最初の顧客の作り方など、「起業へ向けたイメージ」を共に描いて行けるかを確かめながら議論しました。参加者が口をそろえたのは、技術の中身をいくら記事や資料で分かっても、「この人と一緒にやれるか」を会って確かめることこそ大事だ、という点です。
参加した経営人材の声:
「スタートアップを立ち上げると考えると、最初の数年間はいろいろと厳しい。それでも一緒にやっていけるか、二人三脚できるか。事業にできるかというだけでなく、研究への思いも確認できるのが対面イベントの大きな良さだと思います」

「技術開発の内容は、調べれば出てくる。でも、直接会って『今どこで悩んでいるか』『将来は研究と企業経営のどちらに重きを置くのか』など、聞かないと出てこない部分がある。先生のお人柄も、会って話して分かる部分があると思います」

参加した北陸の研究者たちからの声:
登壇した研究者たちからも、起業意欲の高いビジネスパーソンと会った中で手応えを感じる声が寄せられました。研究者たちは、研究だけでは描ききれない社会実装までの道筋を、経営人材と一緒に具体化していくことに期待を寄せています。
「マッチングできるかな、という気持ちで臨んだのですが、来てくださった皆さんが一生懸命で、やる気にあふれていました。研究以外の知識はそれほど持っていないので、皆さんの言葉に『なるほど』と思う場面も多く、自分にとっての気づきにもなりました」

「今日は15人ほどと話しました。たくさんの方とお話しできた中で、この方が自分により必要だ、ということがわかってきました。社会実装までの道筋を具体的に語ってくださる方とつながっていきたいなと考えています。」

登壇した北陸の研究者たち研究者ピッチ:仲岡英幸先生(富山大学)研究者ピッチ:日竎隆雄先生(福井県立大学)研究者ピッチ:小田忍先生(金沢工業大学)研究者ピッチ:藤田萩乃先生(金沢工業大学)研究者ピッチ:松﨑千秋先生(石川県立大学)研究者を囲んで行われたグループセッション身ぶりを交えて研究を語る仲岡先生(富山大学)会場の各テーブルで同時に進んだセッション懇親会で参加者と語り合う日竎先生(福井県立大学)懇親会で参加者と語り合う仲岡先生(富山大学)■ 昨年は4組6名がマッチング。今後は個別面談からチーム組成へ2025年11月に開催した1回目では、研究者5名と経営人材候補約20名が参加し、約4か月で4組(6名)のマッチングが成立しました(金沢工業大学の物流ドローン、富山大学のかゆみ治療の研究など)。今回も、イベント後に研究者と候補者の個別面談を重ね、来年春夏をめどにチーム組成を目指します。
■ 主催者コメント
懇親会での主催者挨拶(金沢工業大学 産学連携局 連携推進課 米田様)TeSH事務局のコメント北陸の大学の研究シーズに対して、首都圏を中心にこれほど多くの方々が関心を寄せてくださったことを、大変うれしく思います。特に、スタートアップクラスの皆さまには、単なる参加者の募集にとどまらず、一人ひとりと丁寧に面談を重ね、事業化への意欲を持った多彩な人材を集めていただきました。そのおかげで、研究者と経営人材の間で非常に熱心な議論が交わされ、今後の展開が非常に楽しみになるイベントとなりました。
北陸には、今回ご紹介した以外にも魅力的な研究シーズが数多くあります。今回の出会いを具体的な事業化につなげるとともに、こうした取り組みをさらに広げていきたいと考えています。

スタクラ代表 藤岡のコメント大学発ベンチャーの創出において、研究者のもつ卓越した技術を社会へ羽ばたかせるためには、創業期の苦難を共に乗り越えられる『経営人材』の存在が何より重要です。 今回のような直接対話の場では、技術や事業への理解を深めるだけでなく、互いの熱量や相性を確かめ合う姿が見られました。研究者の方々からも『今日だけでも多くの気づきがあった』というお声をいただき、対面だからこそ生まれる価値を再確認しています。 研究者と経営人材が互いを最高のパートナーとして選び合えるよう、チーム組成まで引き続き全力で伴走してまいります。
■ スタクラが受託・参画する大学発スタートアップ関連のプログラムTeSH(Tech Startup HOKURIKU):主幹機関の金沢大学から2年連続で受託

JST「大学発新産業創出基金事業 早暁プログラム」:第3期運営業務・第4期公募周知業務を受託

NEDO「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業(MPM)」:採択

IJIE(信州大学主幹):経営人材マッチングプログラム(2026年11月に対面イベント予定 ※現在募集中 https://startupclass.co.jp/lp/c/ijie_202609_1/ )

大学発ディープテック特集ページ:https://startupclass.co.jp/lp/uni/

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