会員登録 企業登録
会員登録 企業登録

28卒採用、8割近くが難易度高めと予想。「少子化・早期化・プロセス多様化」の声。採用人数「増やす」が「減らす」を大きく上回る【企業調査】

株式会社学情(本社:東京都中央区)は、企業・団体の人事担当者を対象に2028 年卒採用に関するインターネットアンケートを実施しました。2028年卒採用の難易度については、「難しい」と「やや難しい」を合わせて8割近い企業が高いと予想しています。「初任給や待遇面で大企業との競争が厳しい」「少子化、一括採用の見直し、選考の早期化、採用プロセスの多様化」といった声が寄せられました。採用人数を2027年卒よりも「増やす」とした企業は17.5%で「減らす」を大きく上回りました。採用やインターンシップ等に関する予算についても、2027年卒採用より「増やす」が4社に1社を占め、「減らす」を大きく上回りました。ただ、いずれも前年同時期の2027年卒採用の調査と比べると「増やす」が少なくなっており、積極採用の勢いは落ち着いてきたようです。新卒の採用難が続く中、「20代通年採用」を既に実施している企業は半数を占めました。
【TOPICS】
(1)2028卒採用、8割近い企業が難易度高めと予想 「少子化、早期化、プロセス多様化」などの声
(2)採用人数「増やす」「やや増やす」計17.5%、「減らす」「やや減らす」計6.9%
(3)採用・インターン予算「増やす」「やや増やす」が4社に1社占める
(4)新卒の採用難を受け、「20代通年採用」を既に実施している企業が半数
 
【調査の背景】
2027年卒採用は学生優位の売り手市場が続いたものの、学情の内々定率調査では中盤以降、前年同時期を下回る数値が続きました。「超売り手市場」とまで言われた状況に変化の兆しが見られます。すでに夏のインターンシップやオープン・カンパニーで事実上スタートしている28年卒採用はどうなるのか、企業アンケートで現状と見通しを探りました。
 
(1)28卒採用、8割近い企業が難易度高めと予想 「少子化、早期化、プロセス多様化」などの声
 2028年卒採用の難易度をどう予想しているか尋ねたところ、「難しい」が43.6%に上りました。「やや難しい」33.8%を合わせると計77.4%を占め、8割近い企業が難易度が高いと予想しています。
 その理由としては、「年々就活のスピードが早まっているため」「インターン参加が主流になり、秋以降の学生の動きが読めない」「大手が採用人数を増やしているため中小企業のアピールが難しい」「初任給や待遇面で大企業との競争が厳しくなっている」「少子化、一括採用の見直し、選考の早期化、採用プロセスの多様化」といった声が寄せられました。

(2)採用人数「増やす」「やや増やす」計17.5%、「減らす」「やや減らす」計6.9%
 2028年卒採用での採用人数を2027年卒よりも増やすかどうかについては、「増やす」8.2%と「やや増やす」9.3%を合わせると計17.5%で、「減らす」2.0%と「やや減らす」4.9%の計6.9%を大きく上回りました。ただ、前年同時期に実施した27年卒採用の調査と比べると、「増やす」の合計が-2.5ポイント、「減らす」の合計は+3.8ポイントで、採用目標を抑制する動きがやや目立ってきました。

(3)採用・インターン予算「増やす」「やや増やす」が4社に1社占める
 2028年卒採用やインターンシップ等に関する予算を2027年卒採用よりも増やすかどうかを尋ねると、「増やす」8.4%、「やや増やす」17.3%の計25.7%で4社に1社を占め、「減らす」「やや減らす」を大きく上回りました。ただ、こちらも前年同時期の2027年卒採用の調査と比べると、「増やす」の合計が-7.4ポイント少なくなりました。
 採用人数を増やす企業が計17.5%だったのに対し、採用予算を増やす企業は計25.7%と大きく上回りました。採用難の中、インターンシップ等や説明会といった学生との接点を充実させて採用競争に対応しようとする企業の姿勢が見えてきます。

(4)新卒の採用難を受け、「20代通年採用」を既に実施している企業が半数
 近年、新卒採用の難易度が高い状況が続いてきたことを受け、既卒や第二新卒など20代を対象にした「20代通年採用」を検討しているかを尋ねたところ、「既に実施している」と回答した企業が50.2%と半数を占め、「検討している」は19.6%でした。新卒の採用難が続く中、20代通年採用に踏み切る企業や導入を検討する企業が7割と多数を占めています。
 前年同時期の調査では「既に実施している」51.9%、「検討している」25.2%で、今回はいずれも前年より減りましたが、20 代通年採用が広がる傾向は続いています。

■調査概要
・調査期間:2026年6月22日~2026年7月3日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:企業・団体の人事担当者
・有効回答数:450社
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。

■株式会社学情とは
東証プライム上場・経団連加盟企業。2004年から、「20代通年採用」を提唱。会員数280万人の「(20代が選ぶ)20代向け転職サイト7年連続No.1・20代専門転職サイト〈Re就活〉」(2019年~2025年 東京商工リサーチ調査 20代向け転職サイト 第1位)や「30代向けダイレクトリクルーティングサービス〈Re就活30〉」、会員数60万人の「スカウト型就職サイト〈Re就活キャンパス〉」を軸に、20代・30代の採用をトータルにサポートする大手就職・転職情報会社です。
また日本で初めて「合同企業セミナー」を開催し(自社調べ)、「転職博」や「就職博」など、若手人材の採用に関する多様なサービスを展開しています。
[創業/1976年 資本金/15億円 加盟団体/一般社団法人 日本経済団体連合会、公益社団法人 全国求人情報協会、一般社団法人 日本人材紹介事業協会、日本就職情報出版懇話会、公益財団法人 森林文化協会]
https://company.gakujo.ne.jp

続きを読む →