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建設・不動産業界の回復が進行中:ミドル・シニア層の再就職チャンス拡大

建設・不動産業界の回復が進行中:ミドル・シニア層の再就職チャンス拡大

建設・不動産業界が長引く低迷から回復の兆しを見せ、ミドル・シニア層(40代~60代)の再就職機会が急速に拡大している。コロナ禍後の住宅需要増やインフラ投資の活発化、政府のグリーン建築推進政策が追い風となり、企業側は経験豊富な人材を積極登用。従来の若手中心の採用から一転、安定したスキルと人脈を活かした中高年層の活躍事例が続出している。特に、営業、施工管理、管理業務分野で求人数が前年比2割増とされ、未経験者も研修充実でチャンスが広がる状況だ。

この回復の背景には、業界全体の構造変化がある。2025年以降、都市部でのマンションストック増加や地方の空き家再生プロジェクトが加速。国土交通省のデータでも、建設投資額は過去最高水準に達し、人手不足が深刻化している。一方、ミドル・シニア層は早期退職や定年後のセカンドキャリアを求める人が多く、マッチングが活発化。企業は「年齢不問」「40代・50代活躍中」を明記した求人を急増させ、意欲と普通自動車免許さえあれば応募可能なポジションが目立つ。例えば、不動産買取再販営業では、戸建てやマンションの仕入れから商品化、再販売までを担う仕事が人気。営業未経験でも教育体制が整い、30~50代が半数以上を占める企業も少なくない。成果次第で年収1000万円超えも現実的で、完全週休2日制を導入した安定企業が増加中だ。

具体的な事例として、関西圏の住宅リフォーム企業が挙げられる。同社は業界トップクラスのブランド力を武器に、反響営業中心のスタイルを採用。設計・施工管理経験者を優遇しつつ、98%が中途入社の社風で、不動産・建築バックグラウンドのミドル層が即戦力として活躍。プランニングから引渡しまで一貫して担当でき、平均月収50万円を実現するケースも報告されている。ノルマなしのチーム制が精神的な負担を軽減し、40代後半の転職者が「裁量を持って働ける」と評価する声が多い。また、注文住宅提案営業では、ハイパフォーマンス木造住宅のインセンティブ制度が魅力。業界未経験・第二新卒歓迎ながら、40代入社者の先輩が多数在籍し、飛込みやテレアポなしの紹介営業が主流。地域密着型でUIターン歓迎の求人も増え、平均年齢36歳の若手中心企業でもミドル層の比率が上昇している。

管理職・現場管理分野でもチャンスは大きい。マンション管理員のポジションは、定年退職後の60代が1勤3休シフトで無理なく活躍。名古屋市内では時給1160円~、深夜手当付きで社会保険完備の求人が安定人気。未経験OKで丁寧な研修があり、外観点検や設備メンテナンスを担う。東京圏ではビルの設備管理スタッフ(月給22万円~)や分譲マンション管理(月給10~12万円台)が急増し、60代以上活躍中・職種未経験歓迎の条件が標準化。品川区や世田谷区の案件では、面接1回のみのスピード選考で40~60代の実績多数。解体・建設経験者はマネジメントポジションへ直結し、30~40代の経験活かしが容易だ。

さらに、北海道や宇部市などの地方でもミドル・シニア需要が高まっている。データエントリーやCADオペレーター(時給1200~1800円)で40~50代派遣が活発で、不動産・建設関連の事務職が安定。害虫駆除などの周辺業務もシニア歓迎で、顧客満足度No.1の企業が求人拡大中だ。これらの求人は、老後資金形成を意識した「貯蓄増やし」志向にマッチ。意欲があれば年齢ハンデなしの企業文化が定着しつつある。

このトレンドは今後も継続の見込みだ。業界団体によると、2026年春以降の新規プロジェクトで中高年採用枠を3割増やす企業が相次ぐ。ミドル・シニア層は、長年のノウハウを武器に早期戦力化が可能で、離職率も低い。転職を検討するなら、普通免許取得と基本スキル磨きが鍵。研修充実の企業を選べば、未経験からでも年収アップの道が開ける。建設・不動産の回復波に乗り、セカンドキャリアを築く好機到来である。(約1520文字)